Assault Gear 2 取扱説明書

この度は、「Assault Gear 2」をお買い上げいただきありがとうございました。


必要機器

Windows 95またはWindows98が動作し、Direct3Dに対応したパーソナルコンピューター

・DirectX5以上に対応し、Direct3Dが正常動作する必要があります。Direct3Dのハードウェアアクセラレーションに対応し、なおかつビデオメモリを4MB以上搭載したビデオカードでの使用を推奨します。

・640×480ピクセル、65536色の画面モードを持っている必要があります。

・12倍速以上のCD-ROMドライブでの使用を推奨します。遅い場合は、ハードディスクにCD-ROMの内容をコピーすることをお勧めします。

・CPUはPentium200MHz以上を推奨します。

・メモリ32MB以上が必要です。

・PCM音源に対応しています。(Windowsから使用可能なもの)

・ジョイスティックに対応しています。(Windowsから使用可能なもの。例:サウンドブラスターのゲームポート接続型) キーボードでの操作も可能です。

 具体的には、Riva128系ビデオカード(PowerWindowR128、ViperV330など)、Voodoo2、Permedia2系ビデオカードなどの高速3Dビデオカードでのご使用を強くお勧めします。

 MMXに対応していますが、通常はDirect3Dのハードウェアアクセラレーションを使用したほうが快適にゲームを進めることができます。

注) ビデオカードがDirect3Dのハードウェアアクセラレーションに対応していない場合、エミュレーションモードで動作します。従って、一応どんな機種でもWindows95が動作する機種ならば動作させることはできますが、極端にパフォーマンスが落ちるため、お勧めできません。


インストールと起動

BINフォルダ以下のAG2Cfg.exeをダブルクリックして下さい。

ジョイスティックを使う場合は、ゲーム前に、コントロールパネルから「ジョイスティック」をダブルクリックして、調整を済ませておいて下さい。


ゲームの設定

起動すると最初に設定画面が開きます。

Direct3Dのハードウェアアクセラレーション(HAL)を使用

ビデオカードの3次元アクセラレーション機能を使うか否かを指定します。
ビデオカードが対応していない場合、無意味です。

使用するディスプレイドライバ

Voodooシリーズなど、複数のDirectDrawデバイスがある環境で、どちらを使うか指定します。通常は変更する必要はありません。

解像度

使用可能な解像度一覧が表示されています。640x480x16bppをお勧めします。
エミュレーションを使用する場合、320x240x16bppに落とすと高速化される場合があります。

HALが使えない場合

ビデオカードの3次元アクセラレーション機能が使えない場合、どのエミュレーションを優先的に使うかを指定します。
HALが使える場合無意味です。

入力選択

ジョイスティックを使うかどうかを指定します。ジョイスティックを使用する場合、「ジョイスティック有効」を選んで下さい。詳細設定をおすとキーアサインを変更できます。ジョイスティックを使う場合、コントロールパネルで事前に調整を済ませておいて下さい。

接続ポート

何番目のポートにつながっているジョイスティックを使うか指定します。複数のジョイスティックがある場合、「ジョイスティックポート2」を選ぶ必要がある場合がありえます。通常は変更しないで下さい。


操作方法

 キーボードまたはジョイスティックが使用可能です。

[ESC] メニュー

[5] 前進
[2] 後退
[4][6] 左右平行移動
[1][3] 左右旋回

[Z] 武器切替

[X] 武器発射

[C] 目標ロック

[V] ダッシュ/ジャンプ

 ダッシュ/ジャンプボタンは、方向をいれながら短くおすとダッシュとして働きます。
 ある程度以上の時間押すと、ジャンプになります。

 ジャンプを押し続けるとバーニアとして働き、空中を飛行し続けることが出来ます。
 目標ロックを押すと、正面にいる敵を目標としてロックします。

 詳しくは、「設定変更」で確認して下さい。


プレイ方法

 タイトル画面でいずれかのトリガー (武器発射ボタン) を押して下さい。
 ミッションセレクト画面に切り替わります。最初選べるミッションは一つだけなので、そのままトリガーをおして、ゲームを始めて下さい。

 画面中央のMVXタイプギア(人型兵器) を操作して、敵を倒して下さい。
 武器を発射すると、エネルギーゲージからエネルギーが消費されます。
 また、攻撃を食らってもエネルギーが消費されます。
 じっとしていると徐々に回復します。
 エネルギーが0の状態で被弾すると撃墜となります。

 マップ内の敵を全て撃破するとステージクリアとなり、次のステージに進むことが出来ます。

 ギアには各種兵器が搭載されています。

レーザーキャノン

 荷電粒子を束状にして発射するタイプのエネルギー兵器です。バッテリの続く限り無限に使用可能です。

グレネード

 一定エリアの敵を同時に攻撃可能なフィールド型兵器です。発射されると放物線を描いて飛んでいき、地面に落ちると爆発してしばらく周囲に攻撃フィールドを形成します。


画面構成

 画面には、ギアの各状態がスーパーインポーズされています。

エネルギーゲージ

 ギアのバッテリーの状態を表示します。エネルギー系兵器を撃ったり、被弾してシールドが消費されたりした場合、このエネルギーゲージの値が下がります。
 エネルギーゲージは常にリアクターの出力で充電されています。
 このエネルギーゲージの値が一定値を割り込むと、エネルギー系兵器が使用不能になります。
 また、被弾してエネルギーゲージが0になると、シールドを張ることができなくなるので、機体は大破してしまいます。

 なお、自分のエネルギーと同時に、現在ロックしている敵のシールドエネルギーも表示されています。

武装表示

 現在選択されている武装と、その残弾を表示します。

レーダー

 機体の周囲の状況を投影します。現在ロック中の目標は明るい黄色、それ以外は暗い黄色のドットで表示されます。


ホームページについて

 港北すぺくたあでは、ホームページを開設しています。

 ソフトのバージョンアップ差分や新作情報などがあります。お気軽にどうぞ。

http://www.mutate-soft.com

 万一、製造上の欠陥(ディスクの破損、不良、リードエラーで読めない)がありましたら、お手数ですが、下記の連絡先までご返送下さい。代替品をお送りします。


動作の不具合など

 動作の不具合があった場合、まず、ビデオカードの製造元からドライバの最新版を入手することをお勧めします。

 DirectX6上での動作については、ビデオカードのメーカーが、正式に対応を表明している場合にのみ保証いたします。そうでない場合は、DirectX5上でお使い下さい。また、DirectX6を使用する場合は、必ず最新版のディスプレイドライバをインストールして下さい。

 動作の不具合などをご連絡する場合には、以下の事項を明記して下さい。

・使用中のCPU (例: MMX Pentium 233MHz)、メモリ容量 (例: 64MB)
・使用中のOS (Windows95かWindows98か?)
・使用中の音源カード (例: SoundBlaster AWE64)
・DirectXのバージョン (例: DirectX5)
・使用中のビデオカード (例: ViperV330 AGP 4MB)、およびそのドライバのバージョン (例: Ver.1.27)
・このソフトの設定 (解像度、HAL使用の有無、使用中のエミュレーション)

 ビデオカードの買い換えをする場合、以下のビデオカードを推奨します。実売で1万円弱(98年12月現在)と安価で高性能です。

Riva128系ビデオカード

・Diamond Multimedia Viper V330シリーズ
・PowerWindow R128シリーズ

Intel 740系ビデオカード

その他には以下のビデオカードで実用的なパフォーマンスを発揮できると思われます。

Permedia2系ビデオカード
Voodoo2搭載ビデオカード
他、Direct3D対応のビデオカード


不具合の例

起動しようとすると、もしくはミッションに入ろうとするとハングアップ

 お使いのビデオカードのドライバとDirect3Dの相性が悪い可能性があります。
 他のDirect3D対応ソフトも動かないようならば、ビデオカードのメーカーから新しいドライバを入手して下さい。
 「設定」で「Direct3Dのハードウェアアクセラレーション(HAL)を使用」をクリアすると動作する場合があります。

開始時、「テクスチャが読みこめません」のメッセージが出る

 お使いのビデオカードにテクスチャマッピング機能がない可能性があります。例えば、初代Milleniumにはこの機能がありません。この状態でプレイするのはお勧めできませんので、「設定」で「Direct3Dのハードウェアアクセラレーション(HAL)を使用」をクリアしてエミュレーション動作させるか、もしくはビデオカードを交換して下さい。

動作が遅い

 CPUパワーまたはビデオカードの性能が足りない可能性が高いです。
 もし、パワーのあるCPU(PentiumIIなど)で、ビデオカードが比較的旧式の場合、「設定」で「Direct3Dのハードウェアアクセラレーション(HAL)を使用」をクリアしてエミュレーション動作させると高速化される場合があります。

フォグがかからない

 古いビデオカードではフォグがかかりませんが、ゲームに支障はありません。

 

企画・制作 港北すぺくたあ/TOFU System
配布元 MUTATE Software (admin@mutate-soft.com)